Proton Mail + AI

Proton Mailは
ホスト型のMCPサーバーに接続できません

Protonにはインターネット上のIMAPサーバーがありません。ProtonのメールボックスのIMAPは、お使いのコンピューター上のProton Mail Bridgeの中でしか動いていません。どのホスト型ツールも同じ壁に突き当たるのはそのためです。

いいえ。Proton Mailは、外部のクライアントがログインできるIMAP、POP、SMTPのエンドポイントを一切公開していません。メールクライアントがProtonにアクセスする唯一の方法はProton Mail Bridgeです。これはProtonの有料プランで使えるデスクトップアプリで、メールをローカルで復号し、localhost(実行しているマシン自身のループバックアドレス)でIMAPとSMTPを提供します。MCPEmailsのようなホスト型のMCPサーバーは、お手元のマシンではなく当社のインフラ上で動いており、インターネット上のどこからもお使いのlocalhostには到達できません。つまり、未対応なのではなく、接続そのものが不可能です。Protonのアドレスに届くメールをAIエージェントに扱わせたい場合、現実的な選択肢は2つです。Protonの有料の自動転送で、IMAPに対応したメールボックスへ転送する方法(MCPEmailsなら受信トレイ1つを無料で接続できます)と、送信専用のProtonのSMTP送信機能で送信だけを行う方法です。

Proton Mailの接続方法:Bridge経由のローカル接続のみ、それ以外は不可

Protonのサポートドキュメントには、サードパーティのメールクライアントはProton Mail Bridgeを経由すること、そしてProtonはPOP3を一切提供していないことが明記されています。BridgeはWindows、macOS、Linuxで動き、鍵を保持して、届いたメッセージをお使いのマシン上で復号し、送信メールはProtonに渡す前に再び暗号化します。そして復号済みの内容を、ループバックインターフェースにバインドされた通常のIMAPおよびSMTPサーバーとして提供します。メールクライアントは、Bridgeが生成した認証情報でこのローカルサーバーに接続します。この認証情報はProtonのパスワードではなく、ほかのどこからも使えません。認証先のサーバーは、そのコンピューターでBridgeが動いている間しか存在しないからです。Bridgeには有料プラン(Proton Mail Plus、Proton Unlimited、Proton Business以上)が必要です。Proton Freeでは、クライアントからのアクセスは一切できません。

AIにできること

エージェントが実際に使えるProton Mailの受信トレイ

21個のアクション型MCPツール:送信、返信、転送、予約送信、整理。エージェントはProton Mailの中で作業を完了します。

  1. 01読む

    メールの読み取りと検索

    フォルダーをまたいで一覧、読み取り、検索。あの請求書を探す、スレッドを要約する、特定の送信者からの最新メールを取り出す、といった使い方ができます。

  2. 02送る

    送信、返信、転送

    メールを作成して実際に送信し、スレッド内で返信し、転送します。手作業で仕上げる下書きではなく、メールボックスから直接送ります。

  3. 03予約

    予約送信

    送信時刻を指定してメッセージをキューに入れます。エージェントが今書いて、予定の時刻に送ることができます。

  4. 04整理

    移動、コピー、フラグ、アーカイブ、削除

    受信トレイを整った状態に保ちます。メールをフォルダーに振り分け、重要なものにフラグを付け、残りをアーカイブし、指示があれば削除します。

セットアップ

Proton Mailを4ステップで接続

登録から最初のAIメールまで、数分で完了します。

01

MCPEmailsの無料アカウントを作成

必要なのはメールアドレスだけで、カードは不要です。接続する受信トレイ1つはずっと無料で、次の2つのステップでどの受信トレイにするかを決めます。

02

自動処理を任せるメールボックスを選ぶ

本物のIMAPサーバーを持つプロバイダーのアドレスを選びます。独自ドメインのメールボックス、職場のアカウント、Fastmail、Migadu、Gmailなどです。MCPEmailsが接続するのはこのアカウントで、エージェントはここでメールの閲覧、送信、整理、予約送信を行います。Protonのアドレスはそのまま変わりません。

03

Protonの設定で転送ルールを追加

Web版のProton MailでSettings、All settings、Forward and auto-reply(転送と自動返信)の順に開き、Add forwarding rule(転送ルールを追加)を選びます。転送元のProtonアドレスと転送先のアドレスを指定し、すべてを転送するなら条件は空欄のままにします。Protonから転送先に確認依頼が送られ、それを承認するまでメールは転送されません。先に次のセクションを読んでください。Proton以外のアドレスへの転送は、暗号化の扱いを変えます。

04

MCPのURLをAIに貼り付け

https://mcpemails.com/api/mcpをClaude、Cursor、ChatGPTに貼り付けて承認すれば、エージェントは接続したメールボックスで作業します。Protonから届いた転送メールも対象です。

始める前に

Proton Mailで実際につまずくポイント

Bridgeはlocalhostにバインドされており、この一点がすべての障壁です

Bridgeは、実行しているコンピューターのループバックアドレスで待ち受けます。ループバックの通信はそのマシンの外に出ないため、ホスト型サービスが名前解決できるホスト名も、到達できるポートもありません。どんな認証情報を持っていても同じです。ホスト型のアシスタント、MCPサーバー、クラウドの自動化ツールがどれもProtonでまったく同じところで止まるのはこのためで、プランをアップグレードしても答えは変わりません。

Proton FreeではBridgeを使えません

無料プランの方は、Bridgeをダウンロードしたところで初めて気づくことがよくあります。Bridgeには有料のProton Mailプランが必要なので、Proton Freeではローカルかどうかを問わず、サードパーティのメールクライアントを使う公式の方法はありません。自動化ツールだけでなく、ThunderbirdやApple Mailも同様です。

ProtonのSMTP送信は解決策に見えますが、メッセージは1通も読めません

Protonは、独自ドメインのアドレスを使う有料プランでSMTP送信を提供しています。認証にはアカウントのパスワードではなく、設定で生成するトークンを使います。Protonのドキュメントには、受信メールを取得するためにサードパーティのクライアントが使うIMAPとは異なり、送信専用であると書かれています。つまりアプリケーションはProtonのアドレスとして送信できても、返信を見ることはできません。スレッドを読んでから返信するエージェントにとって、これは部分的な解決策にもなりません。

Protonから外部へ転送すると、そのアドレスのエンドツーエンド暗号化が無効になります

Protonははっきりこう述べています。別のProtonアドレスに転送したメールはエンドツーエンド暗号化されたままですが、Proton以外のアドレスに転送すると、転送先アドレスとやり取りするメールのエンドツーエンド暗号化がオフになります。Protonを使う理由が「Protonにもメールを読めないこと」なら、通常のメールボックスに複製したメールについてはその利点を手放すことになります。受信トレイ全体ではなく特定のやり取りだけを転送するか、転送しないでください。

Proton Mailでの既知の制限

  • トンネルやポート転送でBridgeをインターネットに公開する構成はサポートされておらず、お勧めもしません。Bridgeは同じマシン上のクライアントからアクセスされる前提で作られており、復号済みのメールボックスを公開ポートに置けば、Protonを選んだ理由そのものが失われます。
  • 転送されたコピーは複製であり、メールボックスそのものではありません。エージェントが送る返信は別のアドレスから送信され、エージェントの操作はProtonのスレッド、フォルダー、ラベルには一切反映されません。
FAQ

Proton MailとAI: よくある質問

ClaudeはProton Mailで使えますか?

直接は使えず、どのホスト型MCPサーバーを経由しても使えません。Protonにはインターネットに公開されたIMAPエンドポイントがなく、IMAPを提供するローカルのBridgeアプリには、それを実行しているコンピューターからしかアクセスできません。実用的な方法は、扱わせたいメールをIMAPに対応したメールボックスに転送し、そちらを接続することです。

Proton MailのIMAPとSMTPの設定は?

公開できる設定はありません。ProtonメールボックスのIMAPとSMTPの情報は、お使いのコンピューター上のProton Mail Bridgeが生成してBridgeの画面に表示するもので、ループバックアドレスを指し、認証情報もそのインストール固有です。外部から接続できるProtonのIMAPホスト名を載せている設定一覧があれば、それは誤りです。

Proton Mail Bridgeをホスト型のMCPサーバーで使えますか?

いいえ。BridgeはlocalhostでIMAPを提供しており、localhostは定義上、Bridgeを実行しているマシンからしかアクセスできません。ホスト型サーバーは別のインフラ上にあり、お使いのループバックインターフェースへの経路がありません。これは当社の方針で例外を設けられるものではなく、ネットワークの仕組みによるものです。

IMAPを使うにはProtonの有料プランが必要ですか?

はい。ProtonメールボックスでIMAPやSMTPを使う唯一の手段はBridgeで、Bridgeには有料プラン(Proton Mail Plus、Proton Unlimited、Proton Business以上)が必要です。Proton Freeにはサードパーティのクライアントからのアクセスが一切ないため、無料アカウントではThunderbird、Apple Mail、そのほかのどれも接続できません。

せめてAIからProtonのアドレスでメールを送信することはできますか?

できます。ProtonのSMTP送信機能を使います。独自ドメインのアドレスを使う有料プランで利用でき、設定で生成したトークンを使います。ただし送信専用です。この機能では、メールボックスの一覧表示、閲覧、検索は一切できないため、エージェントは届いたメールを見ないまま代わりに送信することになります。

メールはそちらのサーバーに保存されますか?

いいえ。MCPEmailsが接続するメールボックスでは、メッセージはリクエストのたびにIMAPでその場で取得されてAIクライアントに渡され、認証情報は暗号化して保存し、メッセージ本文は保持しません。Protonについては接続そのものがないため、Protonの認証情報を預かることもありません。

AIが実際にアクセスできる受信トレイを

Protonはプライベートなまま、接続せずに残せます。代わりにIMAPのメールボックスを1つエージェントにつなぎましょう。ずっと無料です。