ClaudeCoworkMultiple inboxesMCP

Claude Coworkで複数のメールアカウントを使う方法(個人用Outlookにも対応)

Claude CoworkのGmailコネクタで使えるGoogleアカウントは1つだけで、Microsoft 365コネクタは個人用のOutlookアドレスを受け付けません。職場と個人の複数の受信トレイを、1つのCoworkタスクで扱う方法を説明します。

GmailやOutlook.comを含む職場と個人のメールアカウントを、1つのClaude Coworkタスクに接続した様子

Claude CoworkはClaudeのチャットと同じコネクタを使うため、メールに関する制限も同じです。Gmailコネクタで使えるGoogleアカウントは1つだけで、Microsoft 365コネクタで使えるのは職場のMicrosoft 365アカウントだけです。 個人用のOutlook.comやHotmailのアドレス、2つ目のGmail、IMAPホスト上の会社のメールボックスには、カスタムコネクタが必要です。MCPEmailsのようなMCPサーバーを使えば、カスタムコネクタ1つで、接続したすべてのメールボックスをそれぞれの名前でCoworkタスクから使えます。

目次: 組み込みコネクタ · 複数の受信トレイ · 設定 · 権限 · よくある質問

Coworkの組み込みメールコネクタで使えるもの

AnthropicのCoworkガイドでは、コネクタはチャットと同じカスタマイズ → コネクタページで管理します。現在、ClaudeアプリではチャットとCoworkが同じ画面にまとめられています。Claudeアカウントで接続しているものが、そのままCoworkタスクで使えるものです。

  • Gmail。 ClaudeのGmailコネクタは、メールの閲覧、検索、下書き作成、送信ができます。Anthropicの記事には「接続したGoogleアカウント」へのアクセスと書かれており、2つ目のアカウントの追加には触れていません。このコネクタで個人用と仕事用のGmailを並べて使うことはできません。
  • Microsoft 365。 Microsoft 365コネクタは、企業のMicrosoft 365テナントに属するアカウント向けです。最初にグローバル管理者の同意が必要で、読み取り専用の状態から始まり、@outlook.comや@hotmail.comのような個人用Microsoftアカウントは接続できません。
  • それ以外のすべて。 Yahoo、iCloud、Fastmail、Zoho、IONOS、自社のメールサーバーには、Claudeの組み込みコネクタがありません。

つまり、職場のメールボックスに加えて個人用のOutlook.comや2つ目のGmailを使う、というよくある組み合わせは、組み込みコネクタだけではCoworkで扱えません。

1つのCoworkタスクで複数の受信トレイを使う

カスタムコネクタはリモートのMCPサーバーで、AnthropicはClaude、Cowork、Claude Desktopで使えるとしています。ClaudeはAnthropicのクラウドからカスタムコネクタに接続するため、Coworkには1つ制約があります。claude_desktop_config.jsonで設定したローカルのMCPサーバーは、Coworkでは使えません。サーバーはインターネットからアクセスできる必要があります。

MCPEmailsはホスト型のMCPサーバーなので、この条件はすでに満たしています。各メールボックスを一度MCPEmailsに接続し、ClaudeにURLを1つ追加すれば、すべてのメールボックスをCoworkタスクで使えます。

https://mcpemails.com/api/mcp
  • プロバイダーは自由に組み合わせ可能。 Googleのアプリ パスワードで接続するGmailとGoogle Workspace、Microsoftでのログインで接続する個人用のOutlook.com、Hotmail、Liveと職場のMicrosoft 365、iCloud、Yahoo、Fastmail、Zoho、そしてIMAPとSMTPに対応したあらゆるメールボックス。
  • メールボックスごとに名前で識別。 タスクはinbox_listを呼び出して、接続済みのすべてのアドレスを表示名とともに確認します。そのため「info@と自分のOutlookを確認して」と頼むのに追加の設定は要りません。
  • 正しいアドレスから返信。 各メールボックスは、それぞれのプロバイダーから、それぞれの送信者名と署名で送信します。
  • 保存しない。 メールはリクエストのたびにプロバイダーからその場で取得し、当社のサーバーには保存しません。

個人用のOutlook.comアドレスはMicrosoftでのログインで接続でき、管理者は不要です。職場のMicrosoft 365アカウントでは、IT管理者が組織としてMCPEmailsを一度承認する必要がある場合があります。何を承認するのかと、IT管理者に渡すリンクはMicrosoft 365の管理者の同意で説明しています。

設定方法

  1. メールボックスを接続します。 MCPEmailsの無料アカウントを作成し、受信トレイを開いて受信トレイを接続を、メールボックスごとに1回ずつ行います。それぞれに「個人のOutlook」「Acme営業」のようなわかりやすい表示名を付けてください。Claudeはこの名前を読んでメールボックスを区別します。
  2. Claudeにコネクタを追加します。 カスタマイズ → コネクタを開き、+ 追加をクリックしてカスタムコネクタを追加を選びます。名前をMCPEmailsとし、https://mcpemails.com/api/mcpを入力して続行をクリックし、検出されたログイン設定はそのままにして追加をクリックします。TeamプランとEnterpriseプランではOwnerが追加し、メンバーは接続をクリックします。
  3. ログインしてアクセス権を選びます。 読むだけのタスクなら読み取り専用、下書きと送信を加えるなら標準、予約送信、フォルダー、削除まで加えるならフルアクセスを選びます。
  4. Coworkで有効にします。 タスクで+メニューを開き、コネクタの中のMCPEmailsをオンにします。

各画面はClaudeの設定ガイドで、カスタムコネクタにできることとできないことはClaudeのカスタムコネクタとはで確認できます。

Cowork自体は、ClaudeのPro、Max、Team、Enterpriseプランで使えます。MCPEmailsのFreeプランで接続できるメールボックスは1つです。複数のメールボックスには有料プランが必要で、料金ページに一覧があります。

送信は自分の管理下に置く

Coworkタスクは多くの手順を自分で進めるため、確認なしで何をしてよいかを最初に決めておきます。

  • Claudeで。 AnthropicのCoworkガイドによると、コネクタのツールごとに常に許可、承認が必要、ブロックを設定できます。MCPEmailsの送信ツールを承認が必要にすれば、Claudeは送信のたびに止まって確認します。TeamプランとEnterpriseプランでは、組織の設定で書き込みツールに承認が必須になっている場合もあります。
  • MCPEmailsで。 メールボックスの送信前の確認をオンにし、方式を選びます。先にチャットで確認するでは、Claudeがメールを表示してあなたの承諾を待ちます。mcpemails.comで承認では、ワークスペースのオーナーまたは管理者がログインして承認するまで各送信が保留されます。この承認はClaudeが代わりに行うことはできません。詳しくはAIによるメール送信を人が承認する方法をご覧ください。
  • まず下書きに。 メールの作成を頼むと、MCPEmailsはそのメールボックスに下書きとして保存するようClaudeに指示します。送信される前に、内容を読んで編集できます。

メールは他人が書いたもので、中にはAIを操ろうとして書かれたものもあります。メールを読み、送信もできるタスクでは、これらの確認のどれかをオンにしておいてください。

複数の受信トレイ向けのプロンプト

MCPEmailsを使って、職場の受信トレイと個人のOutlookを確認し、この2日間に届いたメールのうち自分が返信すべきものをすべて一覧にしてください。1つのリストにまとめ、各行にどの受信トレイかを付けてください。送信や移動は一切しないでください。
MCPEmailsを使って、来週のフライトの予約確認メールを探してください。接続しているすべての受信トレイを検索し、どの受信トレイにあるか教えてください。
MCPEmailsを使って、最新の問い合わせへの返信をsales@から下書きし、下書きとして保存してください。送信はしないでください。

同じ要約を頼まずに毎朝受け取りたい場合は、1つ目のプロンプトをスケジュールに設定します。ClaudeのスケジュールタスクはClaudeとChatGPTで毎日のメール要約を自動化する方法で説明しています。ClaudeのチャットとChatGPTでの同じ設定は、ClaudeとChatGPTで複数のメールアカウントを使う方法で説明しています。

よくある質問

Claude Coworkで2つのGmailアカウントを使えますか? Claudeの組み込みGmailコネクタでは使えません。Anthropicはこのコネクタについて、接続した1つのGoogleアカウントにアクセスすると説明しています。両方のアカウントをGoogleのアプリ パスワードでMCPEmailsに接続し、MCPEmailsをカスタムコネクタとして追加すれば、Coworkタスクから両方を使えます。

Coworkで個人用のOutlook.comやHotmailのメールを読めますか? ClaudeのMicrosoft 365コネクタでは読めません。このコネクタは個人用Microsoftアカウントを受け付けないためです。アドレスをMicrosoftでのログインでMCPEmailsに接続し、MCPEmailsをClaudeに追加してください。手順はClaudeをHotmail・Outlook.comに接続する方法にあります。

カスタムコネクタはCoworkで使えますか? はい。Anthropicは、カスタムコネクタをClaude、Cowork、Claude Desktopで使えるとしています。ただし、インターネットからアクセスできるリモートサーバーである必要があります。デスクトップの設定ファイルで指定したローカルサーバーは、Coworkでは使えません。

メールボックスごとにコネクタが必要ですか? いいえ。MCPEmailsのコネクタ1つで、ワークスペース内のすべてのメールボックスを扱えます。同じURLが、Claudeのチャット、Cowork、ChatGPT、その他のMCPクライアントで使えます。

ClaudeはCoworkからメールを送信できますか? はい。標準またはフルアクセスで接続したメールボックスなら、どれからでも送信できます。各コネクタの送信の扱いはClaudeはメールを読める?送信もできる?で比較しています。

次のステップ

無料で始めるから登録し、いちばんよく確認するメールボックスを接続して、MCPEmailsをClaudeに追加し、今日返信が必要なものをCoworkタスクに聞いてみてください。複数の答えではなく1つの答えにまとめたくなったら、ほかの受信トレイも追加しましょう。

Asgeir Albretsen
執筆
Asgeir Albretsen

Asgeir builds MCPEmails — the bridge that lets AI agents read, search, and send real email over the Model Context Protocol. He writes about agents, email infrastructure, and developer experience.

エージェントに受信トレイを

Gmail、Outlook、Fastmail、あらゆるIMAPアカウントを、数分でAIエージェントに接続できます。