Scheduled sendClaudeChatGPTMCP

ClaudeやChatGPTでメールを予約送信する方法(日時を指定して後で送る)

ClaudeやChatGPTからメールを予約送信し、自分のGmail、Outlook、iCloud、IMAPのメールボックスから指定した日時に送る方法。設定手順、タイムゾーン、キャンセル方法、制限をまとめました。

MCPEmailsを使い、接続したメールボックスから後で送るメールをClaudeとChatGPTが予約する様子

ClaudeやChatGPTでメールを予約送信するには、メッセージを預かって後で送れるメールツールがアシスタントに必要です。MCPEmailsにはそのツールがあります。メールボックスを接続し、MCPEmailsをコネクタとして追加して、いつ送るかを伝えるだけです。「これを月曜の9:00(オスロ時間)にDanaへ送って」。メッセージはMCPEmailsのサーバー上のキューで待機し、チャットやアプリ、パソコンを開いたままかどうかに関係なく、その時刻にあなた自身のアドレスから送信されます。

Claudeでも、ChatGPTでも、ほかのMCPクライアントでも同じように動作します。対応するメールボックスは、GmailとGoogle Workspace、OutlookとMicrosoft 365、iCloud、Fastmail、Yahoo、Zoho、そしてIMAPとSMTPに対応したあらゆるメールボックスです。

目次: 組み込みコネクタ · 設定方法 · タイムゾーン · キャンセルと変更 · よくある質問

組み込みのメールコネクタでできること

どちらのアシスタントにも独自のメールコネクタがあります。2026年10月20日時点の状況は次のとおりです。

  • Claude: AnthropicのGmailコネクタのヘルプ記事に記載されているのは、検索、閲覧、下書き、送信、返信、転送です。メッセージを後で送る予約は含まれていません。
  • ChatGPT: OpenAIのOutlook Emailアプリのヘルプページで扱っているのは、メッセージの検索と閲覧、人物と連絡先に関する操作、共有または委任されたメールボックスからのプレーンテキストメールの送信です。GoogleアプリのFAQは、データの利用とGmailをきっかけに動くタスクについてです。どちらにも予約送信の説明はありません。

ChatGPTには、指定した時刻にプロンプトを実行するscheduled tasks(スケジュールされたタスク)があります。ただし、これはキューに入れたメールとは別物です。メッセージは文面を承認した時点ではなく、タスクが実行された時点で書かれます。またOpenAIは、承認が必要な操作があるとタスクが一時停止する場合があるとしています。

MCPEmailsの予約送信は、完成したメッセージです。今読んだとおりの文面が、そのまま指定した時刻に送られます。

ClaudeやChatGPTでメールを予約送信する方法

  1. メールボックスをMCPEmailsに接続します。 ダッシュボードで受信トレイを開き、受信トレイを接続を選んでメールサービスを選択します。各サービスのページは接続にあります。
  2. アシスタントにMCPEmailsを追加します。 ClaudeではCustomize(カスタマイズ)、コネクタの順に開き、+ 追加をクリックしてカスタムコネクタを追加を選び、https://mcpemails.com/api/mcpを貼り付けます。すべての手順はClaudeのガイドにあります。ChatGPTでは、MCPEmailsをカスタムMCPコネクタとして追加します。対応プランとメニューの場所は今年何度か変わっているため、ChatGPTのセットアップガイドの最新の手順に従ってください。
  3. 認可するときに予約送信を許可します。 MCPEmailsの同意画面ではアクセスレベルを選べます。フルアクセスを選ぶか、カスタムで予約送信にチェックを入れてください。標準には予約送信が含まれないため、予約のリクエストは拒否されます。
  4. メールの内容と時刻を伝えます。 宛先、伝えたい内容、日付と時刻、そしてタイムゾーンを伝えます。

内部では、アシスタントがscheduleツールをアクションcreateで呼び出し、宛先、件名、本文、送信時刻を渡します。MCPEmailsはアドレス、件名、本文をその場で確認するため、形式の誤ったアドレスや空の本文は、月曜の朝に失敗するのではなく、その時点で拒否されます。ただし、有効なアドレスが意図したものかどうかまでは判断できません。下のプロンプト例でまず宛先を見せるよう頼んでいるのはそのためです。結果には予約された時刻と、後でキャンセルするときにアシスタントが使えるIDが含まれます。

送信時刻になると、1分ごとにキューを確認するMCPEmailsサーバー上のディスパッチャーが、そのメールボックス自身のメールサービス(Gmail、Microsoft、またはメールボックスのSMTPサーバー)を通じてメッセージを送ります。送信元はあなたのアドレスで、その時点の署名が付きます。送信は指定時刻からおよそ1分以内です。秒単位の正確さを求める用途には向きません。

メールサーバーがメッセージを一切受け付けずに拒否した場合、ディスパッチャーは送信時刻から最大15分間、1分ごとに再試行します。その間にメールボックスの接続が解除された場合、メッセージは送信されません。

うまく予約できるプロンプト例

dana@example.comに今日の打ち合わせのお礼を短く書いて、月曜の09:00(Europe/Oslo)に予約して。予約する前に本文と送信時刻を見せて。
下の支払いリマインダーを、accounts@から本文中の3つのアドレス宛てに、来月1日のニューヨーク時間08:30に予約して。
予約しているメールは?宛先、件名、送信時刻を私のタイムゾーンで一覧にして。
Dana宛ての予約メールをキャンセルして。

先に本文と時刻を見せてもらうとメッセージが1往復増えますが、最もよくある2つの間違い、つまり宛先の誤りと時刻の誤りを防げます。複数のメールボックスを使っている場合は、どこから送るかを指定してください(「accounts@から」)。アシスタントがメールボックスをどう区別するかはClaudeとChatGPTで複数のメールアカウントを使うで説明しています。

タイムゾーン

scheduleツールは、送信時刻をタイムゾーンのオフセット付きのタイムスタンプで受け取ります。たとえば2026-11-02T09:00:00+01:00です。アシスタントが「月曜の9時」をこの形式に変換するため、あなたのタイムゾーンを知っている必要があります。プロンプトで都市名かタイムゾーンを指定してください(「オスロ時間」「Europe/Oslo」「米国東部時間」など)。指定がないと、モデルは推測するしかありません。

推測が外れやすいのが夏時間です。オスロは10月の最終日曜日までは+02:00、それ以降は+01:00なので、2026年11月2日のオスロ時間09:00は+01:00になります。都市名を伝えれば、アシスタントはその日付に合ったオフセットを選べます。

確認メッセージの時刻はUTCで表示されます。あてにする前に、アシスタントに現地時間で読み上げてもらってください。すでに過ぎた時刻は拒否されます。

予約したメールの確認、キャンセル、変更

  • キューの中身を見る: schedule_listは、送信待ちのメッセージを早い順に、宛先、件名、送信時刻、状態とともに返します。すべてのメールボックス分でも、1つだけでも確認できます。
  • キャンセルする: scheduleツールのアクションcancelで、送信待ちのメッセージを止められます。ディスパッチャーが送信を始めた後はキャンセルできません。
  • 変更する: 編集の機能はありません。アシスタントにメッセージをキャンセルして、修正版を予約するよう頼んでください。1回のやり取りで両方を行えます。
  • 署名の変更は反映されます: 署名は送信時に付けられるため、予約後に変更した署名が送られます。

予約送信でできないこと

  • スレッド内での返信: 予約したメールは独自の件名を持つ新しいメッセージなので、返信としてスレッドにはつながりません。会話の中に入れるべき返信は、アシスタントに返信の下書き(draftのアクションreply)を保存してもらい、時間になったら自分で送信してください。
  • 別のメールの添付ファイルの指定: ファイルはリクエスト自体に含める必要があり、合計10 MBまでです。今すぐ送信する場合はメールボックス内のメッセージから直接ファイルを添付できますが、予約送信ではできません。
  • 繰り返し: 予約したメールは1回だけ送られます。毎週のリマインダーは、1通ずつ予約する必要があります。
  • 秒単位の正確さ: キューの確認は1分に1回です。

予約のリクエストには冪等性キーを付けられます。接続が切れた後でアシスタントが同じキーで再試行しても、MCPEmailsがキューに入れるのは1回だけで、2通にはなりません。仕組みはAIによるメールの二重送信を防ぐで説明しています。

メッセージはどこで待機するのか

MCPEmailsの処理のほとんどはリアルタイムです。メールはリクエストのたびにメールサービスから読み込まれ、保存されません。予約したメールは送信時刻までどこかに存在している必要があるため、同じようにはいきません。MCPEmailsはそれをストックホルムのデータベースに暗号化(AES-256-GCM)して保存し、送信するとき、または予約一覧で宛先と件名を表示するときにだけ復号します。キャンセルしたメッセージが送られることはありません。詳しくはセキュリティのページをご覧ください。

よくある質問

Claudeでメールを予約送信できますか。 はい。予約送信ツールを持つMCPサーバーを使えばできます。メールボックスをMCPEmailsに接続し、Claudeにカスタムコネクタとして追加して予約送信を許可し、日付、時刻、タイムゾーンを指定してメッセージを送るよう頼んでください。AnthropicのGmailコネクタには予約送信の記載はありません。

ChatGPTでメールを予約送信できますか。 はい。同じ方法で、MCPEmailsをカスタムMCPコネクタとして追加して(設定方法)頼んでください。ChatGPTのスケジュールされたタスクは後でプロンプトを実行するもので、完成したメッセージをキューに入れるのとは異なります。

メールが送られるまでClaudeやChatGPTを開いておく必要はありますか。 いいえ。メッセージはMCPEmailsのサーバー上のキューに入り、そこから送信されます。チャットもアプリもパソコンも閉じて構いません。

どのメールサービスで予約送信できますか。 MCPEmailsが送信に使えるすべてのメールボックスです。GmailとGoogle Workspace、OutlookとMicrosoft 365、iCloud、Fastmail、Yahoo、Zoho、Yandex、その他のIMAP・SMTPメールボックスに対応しています。メッセージはそのメールボックス自身のメールサービスを通じて送信されます。

予約したメールをキャンセルするには? アシスタントにキャンセルを頼んでください。schedule_listでメッセージを探し、IDを指定してキャンセルします。送信が始まる直前まで有効です。

次のステップ

無料で始めてメールボックスを接続し、5分後に自分宛てのテストメールを送るようClaudeかChatGPTに予約を頼んでみてください。接続方法はClaudeのガイドとChatGPTのガイドで、予約送信の引数はすべてツールリファレンスで確認できます。

Asgeir Albretsen
執筆
Asgeir Albretsen

Asgeir builds MCPEmails — the bridge that lets AI agents read, search, and send real email over the Model Context Protocol. He writes about agents, email infrastructure, and developer experience.

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